南東北風土記

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米沢 編(その2)


米坂線。

米沢と新潟を結ぶローカル線です。

米沢駅からお隣の南米沢駅まで乗ってみました。

 

南米沢駅近くの照陽寺は、上杉謙信の養父、関東管領上杉憲政公の墓所です。



関東を追われた憲政公。長尾景虎(謙信)に跡を継がせることにより、名門上杉家を残すことができました。 


春日山林泉寺。

ここには、上杉景勝夫人をはじめとした上杉家代々の奥方や直江兼続など家臣の墓があります。
また、上杉謙信の幼少期に大事にしていた毘沙門天像をはじめ、謙信、兼続所縁の寺宝を鑑賞できます。
 


上杉景勝夫人の墓。

上杉景勝夫人となった菊姫は謙信のライバル武田信玄の娘です。武田家滅亡後、信玄の六男武田信清が菊姫を頼りに上杉家の家臣になっています。


直江兼続と夫人お船の方の墓が並んで祀られていました。






米沢は酒どころでもあります。

東光酒造では酒蔵の見学ができます。また、直売場では試飲もできます。



殿様に献上していた仕込み配合を再現したという「献上酒」をさっそく購入しました。「献上酒」は、ここでしか販売していないとのことでした。

 (探報メモ1)


「吾妻の白猿」の字面に惹かれて角屋さんに入ってみました。

さて、いかなる菓子か?

二重の包装を経て現れたのは…プヨプヨしたマシュマロ状の白塊。

白猿が変じたものかと思うに些かの躊躇を覚えつつ、エイヤッ! とかじると、中身はマーマレードの趣き。

ふわふわした歯ざわりの皮に甘酸っぱい餡がほどよくからみ、神韻縹渺、吾妻山中に孤高の白猿と遭遇した味わい…。


 (探報メモ2)


その歴史を繙きながら散策していくと、ゴミの見あたらない端然とした米沢の街並みがゆかしくなってきます。鷹山公の遺徳は今に生きていると。

留守番に退屈して外を眺める猫の姿にも品が感じられます。

 
 ∮∮MAP∮∮

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